目次
シャドウバースのデッキの組み方を解説します。カードゲーム初心者が一番つまづきやすいのがこのデッキ作成です。分かりやすくポイントをたてて説明します。
シャドウバースのデッキの組み方
- リーダーの特徴をチェックする
- デッキコンセプトを考える
- カードを選択する
- 枚数を決める
- マナカーブを整える
1. シャドウバースのリーダーの特徴をチェックする
シャドウバースのデッキ作成はまずリーダーセレクトから始まります。 デッキに組み入れることができるのは、ニュートラルクラスのカードと選択したリーダーと同じクラスのカードです。 エルフ(アリサ)はカードコンボを駆使した上級者向けのクラス、ドラゴン(ローウェン)は高コストで強力なカードが印象的な初心者向けのクラス、というようにそれぞれの特徴と手持ちのカードとを相談して選択します。
2. シャドウバースのデッキコンセプトを考える
シャドウバースのデッキコンセプトとは、自分が何をしたいのか、どうやって勝ちたいのか。といったデッキの根幹にある戦略のことを言います。
コンセプトを合わせることによってカード同士のシナジー(相乗効果)を得やすくなったり、無駄なカードを省くことが出来たりします。 考えるのが難しい場合、過去のプレイヤー達が考えてきたコンセプトを利用しても大丈夫です。
3. カードを選択する
まずはコンセプトを構成するカードから選択します。ですがドロシーウィッチのドロシーのように初めから採用が決定されているものばかりではないです。
ここからはアグロロイヤルを例に説明します。 アグロロイヤルとは、フォロワーをどんどん展開していき相手の場が整わないうちに勝負を決めてしまう速攻デッキのことです。なので当然コストの低いカードを優先的に選択します。同じく場に出してすぐに攻撃できる疾走の効果を持つカードも優先的に選択します。
▲「レヴィオンセイバー・アルベール」は場に出してすぐ攻撃できる疾走カードです。勝負を決める役目になります。
デッキの中心となるカードを選択したあとは、そのカードと相性のいいカードを選択します。
アグロロイヤルだと、少ないコストで攻撃力アップの効果を持つ「師の教え」や「フェンサー」は相性がとても良いです。6コストの「アルビダの号令」も相性の良いスペルカードです。このスペルカードは6コストで守護持ちのフォロワーと疾走持ちのフォロワーを同時に出すことができます。
普段はあまり目立たないカードでも、選択肢次第で強力なカードになる可能性があります。柔軟に考えるのがポイントです。
▲どちらのカードも攻撃力を1ずつ上げることができます。1点足りずに負けることもあるので強いカードです。
最後に対策カードを選びます。対策カードとは相手のデッキを対策するカードのことです。特に自分のデッキの弱点を補うようなカードを選択します。 アグロロイヤルは低コストのフォロワーを横に展開することで有利を取っていくデッキです。体力が多くて守護を持っているフォロワーが苦手としています。
そこで選ばれるカードが「死の舞踏」や「ツバキ」といった除去を得意とするカードです。特に「死の舞踏」は敵フォロワーを除去すると同時に、相手のリーダーに直接2点を与えられるので非常に強力なカードです。
▲「死の舞踏」は敵フォロワーの体力がどれだけあっても無条件に除去できるスペルカードです。
しかし対策カードは全てのデッキには入りません。特に自分の動きを最優先とする速攻系デッキが当てはまります。臨機応変にバランスを考えるのが理想です。
4. 枚数を決める
カードを選択した次はデッキに入れる枚数を決めます。シャドウバースではデッキに同じカードを入れられる枚数は3枚までと決まっています。 まず3枚入れるカードはデッキの中心となるカードです。試合で絶対に引きたい、というカードを選択します。
次に2枚入れるカードは要所で活躍するカードを選択します。上で例に挙げた「死の舞踏」も被ってしまうと腐るので2枚のことが多いカードです。最後に1枚だけ入れるカードは、引けたらとても便利なカードを選択します。1枚だけのカードを引く確率は非常に低いです。それなのに選択される理由は、そのカードが特定の場面で非常に役立ってくれるカードだからです。特定の場面でしか役立たないから1枚だけ、ということです。
5. マナカーブを整える
シャドウバースのマナカーブとは簡単に言うとデッキバランスのことです。カードゲームでは毎ターンできる限りの行動をするのが理想的です。バランスが悪いと、毎ターン理想的な動きができなくなり負けにつながります。
序盤で手札に高コストのカードしかなければ何もできずターンが終わります。終盤で手札に低コストのカードばかりしかなければ当然、敵の高コストのカードに負けてしまいます。そのため、シャドウバースでは基本的に2コストが一番多くなるようにデッキを構成します。 デッキタイプによって理想のマナカーブは変化します。ここでは一般的な例を紹介します。
×バランスの悪いマナカーブ
2コストのカードが全く無く、コストの高いカードが多いです。これでは毎ターン理想的な動きができません。
◎バランスの良いマナカーブ
2コストカードが多く、勝負をかける後半のカードは最小限の構成になっています。
シャドウバースのデッキの組み方まとめ
デッキの組み方のポイントを紹介しました。 そのポイントは、
- コンセプトを軸にカードを選択する!
- 選択肢の幅を広げる!
- 低コストは多めに、高コストは少なめに!
カードの組み合わせにはたくさんの可能性があります。 色々なデッキを試せることもこのシャドウバースの魅力の一つです。