RMT(リアルマネートレード)とは?

2018/05/21 更新

この記事では、RMT(リアルマネートレード)について紹介しています。RMT(リアルマネートレード)とは何か、RMT(リアルマネートレード)は、違法なのか、危険性について解説しています。

目次

RMT(リアルマネートレード)とは?

RMTとは、Real Money Trade(リアルマネートレード)の略です。現実のお金でゲーム内通貨やアイテムをやり取りしたり、アカウントの売買を行ったりする行為のことを指します。

ゲームのユーザーは、本来時間やゲーム内通貨に課金し、ガチャを回して、強いキャラや武器を手に入れます。この時間や課金額を節約したいと考えるプレイヤーがRMTを行っています。

「お気に入りのキャラ」や「最強の武器」でゲームを始めたい人が、確実に始めるために現実のお金でキャラや武器のアカウントを購入します。

RMT(リアルマネートレード)はなぜ生まれたか

近年スマートフォンの普及でゲームは様々な人々がプレイするようになりました。その中には、ゲームにたくさんの時間を使用できるプレイヤーもいれば、あまりゲームに時間を費やすことのできないプレイヤーもいます。

たくさんの時間を使用できるプレイヤーと使用できないプレイヤーの間には、ゲームの進度や強さに大きな差が出てきます。あまり時間が取れず、弱いままのプレイヤーは、「この差を埋めたい!」と考えます。

そこで、現実のお金を使って強いキャラのアカウントや武器自体を購入するという行為が見られるようになりました。

需要があれば、供給する側に現れるようになり、今日では様々なサイトや業者が存在しています。

RMT(リアルマネートレード)は違法?

よく議論されるテーマとして、「RMT行為は違法か合法か」というものがあります。RMT行為自体を取り締まる法律は存在しません。

RMT行為の是非は、プレイするゲームの利用規約で禁止されているか、容認されているかによって変わります。

一方で不正ツール(チート)などを使用したRMTは、組織的偽計業務妨害の罪などに問われる可能性があるため、気をつける必要があります。

RMT(リアルマネートレード)の危険性

RMT行為にはいくつかの危険性があります。

まず、完全な個人間でやりとりをすると、お金だけ支払って、アイテムが一向に手に入らないなどという詐欺行為の危険性があります。これは、Twitterや掲示板などの誰も管理していない場所でのやりとりで発生することが多いです。

また、RMT行為は、基本的にゲーム運営会社が禁止事項と定めています。悪質なRMT行為を繰り返すと、ゲームアカウントの一時停止や、凍結処分(BAN)を食らうことがあります。

なので、詐欺行為にあう可能性やアカウント停止などの危険性も含む行為だということを知っておく必要があります。

RMT(リアルマネートレード)とは、時間をお金で買う行為

RMT(リアルマネートレード)は、本来時間をかけて得るものを、現実のお金で買う行為です。RMTでアカウントや武器を購入するには大手業者から購入するか、ゲームトレードなどの安全なサイトで個人間取引を行うことになります

手軽に欲しいキャラやアカウントが手に入るRMTですが、同時に様々な危険性があることも紹介してきました。RMTを行う際には、十分に注意して自己責任で行う必要があります。