頂上三国は、OASIS GAMES LIMITEDが開発しているスマホ向けゲームである。ジャンルはシミュレーションとなっている。本作は三国志の世界を舞台にしたシミュレーションRPGで、バトルでは、攻城、包囲、伏兵など、本物の合戦のようなシチュエーションを攻略していく。背景からキャラクター、群集まで、三国志の世界観が細かく描かれている作品である。プレイヤーはオリジナル武将となり天下統一を目指していく。プレイヤーが行うことは3つある。1つは戦闘、2つは兵士の育成、3つは内政である。バトルシステムは、倍速・オートに切り替えることもできる仕様で、リアルタイムで進行する中、編成した最大5体のユニットに指示を出しながらおこなっていく。バトル中ゲージが貯まったら、スキルの発動もできる。戦闘モードは群集がマップ上を自由に動き回る平原での戦闘と、TD風に敵の城を攻略する攻城戦があり、それぞれがシステムが違うセミオートバトルとなっている。育成は、お馴染みの三国志武将たちを育てていく。レベルアップ、進階、昇星、天賦、神器といった豊富なシステムが用意されている。内政では、自分の城や城下を造り、資金や資材を調達していく。
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頂上三国のおすすめポイントおすすめポイントは2つある。1つ目は、初心者でもプレイしやすい、シンプルな操作である。戦闘する際のユニット編成や戦略には頭を使うかもしれないが、バトル自体はセミオートで進み、かつ、スキル発動もタップのみである。ゲームの中でメインとなるのはやはり戦闘モードであるため、その仕様がシンプルであるというのは、新たにゲームを始める人にとっては嬉しい。どうしても立ち止まってしまう時は、ガイド的システムも随所に散りばめられていたり、足りない素材リサーチ機能あったりするので大いに活用しよう。城を育てる内政モードや、やり込み度満点の武将育成モードもあるので、コツコツとプレイしていくこともできる。2つ目は、三国志好きの人におすすめ、三国志の魅力がたっぷり詰まっていることである。同じ三国志をテーマにしたゲームは「真三國無双斬」や「大三国志」など様々あり、ゲーム仕様も似ている点があるため、遊んだことがある人にとってはプレイしやすい。しかし、本作ほど三国志の魅力を詰め込んだものはないかもしれない。侵略マップには「長安」や「洛陽」など、三国志ファンならおなじみの都市が多数存在している。もちろん、個性豊かな三国武将も登場する。「張角」や「董卓」といった悪政を働く者から、「呂布」、「劉備」や「曹操」など、おなじみの三国武将が50人以上登場する。 |